論文が公開されました(2026年1月,Journal of Occupational Therapy Education)更新2月18日

 Journal of Occupational Therapy Educationという学術雑誌に,SA-CROTの新しい論文が公開されました.臨床経験6年目までに対象を拡大し,妥当性と信頼性を検討しました.またスコア分布から階層分けし,ロジット値の換算表もつけましたので,結果解釈にお役立ていただけると思います.

タイトル:A Rasch Analysis of the Self-Assessment Scale of Clinical Reasoning in Occupational Therapy (SA-CROT) for Continuing Professional Development


無料で読むことができます(URL:https://encompass.eku.edu/jote/vol10/iss1/8/



メモ:今回ロジットの換算表を更新しています.書籍で紹介しているものは学生を含んでいましたが,今回は臨床経験1年目から6年目までに対象を拡大して評価が機能することを確認し,かつ,ロジット換算ができるようになっております.

それと,今回学習段階を6層に分けています.ロジットの換算表を使って,この6層に当てはめて,層を超えるような変化があれば,確実に次の層(学習段階)に変化していると言えます.この研究は,OTR(1〜6年目)が対象になります.学生さんの変化を見るときには,2024年のMICの論文の3.69点を使って解釈することをお勧めいたします.

表2を見ていただくと,Layer 1の幅とLayer 6の幅がとても大きくなっていると思います.SA-CROTが35点〜43点付近を精度良く測れることを示しています.一方,スコアが低い(30点以下,特に25点以下),高い(48点以上,特に55点以上の)場合には,スコアが安定しない可能性がありますので,その場合には,いままで同様に,換算表を使って,SEの和以上の変化があったのか,ということでご判断いただければと思います.

コメント